2023年7月
インプットなくしてアウトプットなし。素晴らしいものを生み出すには、素晴らしいものを取り入れる必要がある。最近はエオルゼアからも7.0までの外出許可証を吉田直樹唯一神から頂戴したし、ブループロトコルは年内持つかも怪しい空気が漂っている。時間もたっぷり出来たということでミステリを読み始めた。元々読書は好きで、小学生の頃は星新一のショートショートを読み漁っていた。最後に読んだのは大学生の時で、我孫子武丸の『殺戮に至る病』だろう。月に2冊を目標として読書を習慣付ける事にした。
ということで6月頭から初めて、今日の7月末までの約2ヶ月で読んだものは順に以下の通り。はじめはそれぞれに300文字程度の感想を書いていたけれど、読み直すと小学生の読書感想文のように思えた為削除した。恥ずかしくなるような文章で作品のネタバレをバラまくぐらいなら、いっそ無くして読んでもらった方がいい。
・『向日葵の咲かない夏』道尾秀介
・『倒錯のロンド』折原一
・『メルカトルかく語りき』麻耶雄嵩
・『屍人荘の殺人』今村昌弘
・『仮面山荘殺人事件』東野圭吾
こうして読み終えた作品を並べると、週に1冊以上のペースで読めていることがわかる。少しでもミステリに触れている人なら『殺戮に至る病』からもわかるだろうけど、そういった作品を好んで読んだ。とはいえ構えていてもそう簡単には解けないもので、未熟さと知識の無さを実感。まだまだ読むぞという気持ちになった。特に『倒錯のロンド』はこんな早くに読むべきではなかったかも。
もしこの記事を読んで、自分もミステリを読んでみようかなと思った人がいたら、やはり『十角館の殺人』から入ることをオススメする。ミステリの教養とも呼ばれている作品だし、何より綾辻行人の館シリーズ第1作目のため、作品に惹かれた時次に読むものが決まる点も大きい。実際、館シリーズはすべてKindleに追加しているし、これを書いている今も『水車館の殺人』を読んでいる途中だ。『ハサミ男』も読みやすくていいかもしれない。『煙か土か食い物』は3週したアニメ『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』の原作である舞城王太郎ということだけで読んだ。最初は読点の少なさに読みづらさを感じたが、文のテンポと展開が良く、勢いの良い作品だった。これも読みやすい……かは置いて、読み終えるまでは早いと思う。なにか1冊を読み切る体験がほしい時にはいいかもしれない。結末もまあ、それなりに好みだった。
とにかく良い作品を読んで、それをブログやクトゥルフ神話TRPGの自作シナリオに活かすことができれば……と思っている。けど、先にTRPGを出来る友人を見つけるか、友人をTRPGが出来るようにする方が先な気もする。